かめイズム

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エスプレッソみたいな濃いぃ〜記事をお届けしたいが、アメリカンコーヒーみたいに薄い内容のブログ

【自分の意見を持つための】5日間で「自分の考え」をつくる本

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人と話していると痛感するのが「自分の考えの浅薄さ」。みんな深く考えているなぁと思う。また、同じ時間を与えられて同じ対象について考えるときも、やはり同じような思いになる時がある。

 

このまえも本屋さんで友だちと読んだ本について話していた時、その友だちがスラスラと本の内容の要約や素晴らしいところが出てきた時にはおどろいた。同じように本を読んでも、馳せる思いの量がこうも違うのかと痛感した。

 

そういった自分の考えの無さや思考力の弱さを解決すべく手に取った一冊が齋藤 孝さんの『5日間で「自分の考え」をつくる本』。

 

 

本当に5日間で「自分の考え」たるものが作れるのか

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5日間の内訳としては次のようになる。

 

1日目:レビューを書いて思考力を高める

2日目:先人たちの思考パターンを学ぶ

3日目:生活習慣を見直し考える体質を作る

4日目:読書によって素養と話題を味方につける

5日目:意思決定に望む

 

読んでみてひとつ言えることは5日間で成熟した思考に到達できるかといえば無理だ。というよりは5つのステップと考える方が適切かもしれない。

 

さらに大事なことは、これらの知識を知識として持っておくのではなく、使いこなせるよう「技」へと昇華させることがこの本での目的となる。

 

もちろん内容は読みやすく書かれており、サッと読み通すことができる。ところどころに著者 齋藤さんの博識が出ていた。歴史や哲学などから先端の科学に関してまで話に盛り込んでくる。常に勉強しているんだと感じた。

 

そういった事例をぽんっと出せる引き出しの多さ、また簡単な言葉で表現してくれていることからも「自分の考え」を持っているし、すぐに武器にできるよう鍛えられていると感じた。

 

思考力を高めるレビューの書き方

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特に興味深かったトピックはレビューについて。本や新聞、ネット記事などを読んでどう思ったかがスッと出てこない経験は数多くある。そういった場合、「うまい人」はどうやっているのか、または「うまいレビュー」はどうやって書かれているのか。

 

 

レビューを読むとすごくわかりやすく書かれていて、良さが伝わってきたりする。それだけでそのレビューを書いた人の素養の素晴らしさ、思考力の高さが垣間見える。しかし、実はそのレビューを書いている人がすごいだけではない。優良レビューを分解していくと、レビューを書いている人の思考はほとんどないことがわかる。

 

  

例えば本のレビューであれば6〜8割は内容の要約・引用でも良い。それであってもあとの2〜4割に「自分らしさ」や思考が嫌でも入ってくる、という。

 

自分の頭で10割考える訳ではなく、8割は事実や情報などで固め、残り2割に自分の色をつける。それが<自分の考え>なのである。(引用)

 

 そう考えるとレビューを書くこと自体、そこまで重く考えずとも書くことができるし、自分の思考も自然と出せるようになってくるのではないだろうか。レビューの書き方に関しては読んでいて役に立ったなと思った部分である。

 

「人に話すこと」の重要性

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どの章においても共通して語られていたことだと思うが、やはり考えなどは「人に話す」ことでかなり整理されるし、自分の力になる。

 

これは、レビューをいくつか書いている自分にとっては痛く共感できた。レビューをどれだけ書いても、それだけでは自分の知識には定着し得ない。レビューももちろん大切だが、視点を持つために重要であって、それがゴールでは無い。

 

「百聞は一見に如かず」をお借りすれば「100レビューは1会話に如かず」である笑。たくさんの人と読んだ本や、情報に関して交流を交えた方が自分の知識の整理、思考の最後のひとひねりが出てくる。火事場の馬鹿力と呼ばれるものだろうか。

 

 

他にも齋藤さんの著書にはお世話になっているので少しだけ紹介しておきます。