【英単語学習の新たなルート】英単語のつながりを使う!語源による単語の関連付けで新たな単語学習を可能に!
大人になっても必要な英単語。英単語の学習を重ねていく中で、似たような語が多くあるのに気付き、その意味の関連性にも気付いたり、英語の先生が”語源”の重要性を説いたりと、多くの人が、語源の重要性になんとなく気付いているのではないでしょうか。
そんな語源を体系的にまとめてくれた本書はTVなどでも取り上げられ大人気となりました。それが「英単語の語源図鑑」です。
語源を知ることで得られるご利益
語源(12の接頭辞と103語根)を持つ約1000語の英単語を紹介しているこの本は、語源を知ることで1万語の英単語学習が可能だと言います。
大学受験等で英単語を必死に覚えたという人はある程度、語源からの派生語を覚えるというご利益を得たことがあると思います。その語源を体系的にまとめたのが本書です!
- 日常で使う単語の中にも実はヒントがあって単語が覚えやすくなる
- たくさんの知識が整理され意味の繋がりが見えてくる
英単語を覚える時のちょっとした手助けになるのだと思います。
本書で紹介する語源による学習法とは、語源を手がかりに単語を「関連づけて」覚える方法です。
(同じ語源が共通して使われている単語をまとめて覚えると)「芋づる式」に関連する単語がどんどん語彙として増えていきます。単語を1つ覚えることが「足し算」なら、語源学習法は「掛け算」で増えるようなもの。学習のスピードが違います。
(引用)
イラストが豊富で親しみやすくイメージしやすい
本書のコンセプトとしてイラストが多いです。とにかくイラストが多く、親しみやすく書かれているので、語のイメージがしやすいです。(イラストが苦手な人は合わないかも..。)
似た意味の微妙なニュアンスを読み取るために、語源学習は役立ち、さらに理解を助けるためにイラストが主に使われています。実際、日本語にすると同じ音になる単語っていっぱいありますよね。
「見る」see,look,watch...
「調べる」investigate,search,inspect,look up... とか...。
微妙なニュアンスを語源を知ることによって違いが理解でき、イラストを使ってイメージすることで、ほかの単語にも使えるようになります。
ぼくの感覚だと、語源の捉え方などにちょっと無理やりなところもあるのですが、柔軟に見てもらえばとても役に立つのではないでしょうか...。笑
遠回りなようで近道になる語源学習法
英単語を覚えるうえで、語源から覚えるのはちょっぴり面倒な気もしますし、遠回りなように思います。語源の意味を覚える作業に時間がかかります。つまり即効性はありません。
しかし、1つ覚えればいくつかの語につながり、広がります。楽しくなります。きっとはじめての単語を見ること、覚えることへのストレスは軽減されるのだと思います。受験生なら未知語の訳出にも役立つことは間違い無いでしょう!
遠回りなように感じますが、実は近道なんだと思えます。大事なことですが、即効性はありません。受験生向けではありません。学生であれば時間のあるうちに、社会人であればじっくりと気長に。しっかりと語源から理解しておくことで、単語学習の手助けとなるはずです。
立ち読み版「英単語の語源図鑑」が公開されているので、実際、どんな内容なのか、イラストの量や自分に合うかどうか、参考にリンクを貼っておきます。最初の数十ページが公開されています。
→ https://r.binb.jp/epm/e1_84041_03082018185952/