かめイズム

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エスプレッソみたいな濃いぃ〜記事をお届けしたいけど、アメリカンコーヒーみたいに薄い内容のブログ

【理系学生必読書】研究への疑問を解決!研究とは何か、研究室選びとは?博士?論文?【研究者としてうまくやっていくには】

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将来、研究者、科学者、またそれに携わるような職種に就きたいと思っている人、研究室配属されていない学生、高校生など、幅広い人たちに向けての指南書です。

 

 

特にぼくのような、「学部3年生だけど研究って言っても自分が何がやりたいのかもよくわからないし...とにかく研究室を選べって言われても後悔しそうで...なんでもいいから情報がほしい!院進学まで考えると慎重に選ばないといけない...!」といった人にはおすすめです。

 

 

これを読む前と読んだ後では学生実験へのモチベーションも変わってくると思いますし、何よりどうなって行けばいいのかなんとなくわかったという感覚があります。

 

 

 

具体的な内容

 

ぼくの印象に残った本書の内容としては、以下のようになっています。

 

・研究職とは一体どんなものか。

・論文、学会、ポスターとは。

・研究内容はどう決められるのか。

・研究とは、研究者とは、その中での立場とは。

ポスドク助教授、准教授って何?そんなちょっとした疑問も解決できました。

 

 

特に理系学部に在学していると「研究、研究…!」と言われているけど、いったい何をしていくのか、結局なにもわからないまま研究室に配属され、なんとなく1年を過ごして卒業してしまう人も多いことかと思います。

 

 

しかし!この本を学部生のうちに読んでおくことで、自分の将来の姿を思い浮かべながら読み、「かっこいい研究生活」を送れるよう、もしくは、うまくやっていけるかどうかわからない不安でいっぱいの人に、少しでも多くの情報を持って安心して研究室に入れるよう、研究室選びの手助けとして、うまく書かれていると思います。

 

 

ぼく自身、現在(2019/12/4)学部3年でとても役に立ったような気がします。学部生、修士、博士、それぞれの立場での役割はなにか、どんなことが求められているのか。論文って?学会発表って?本当に役に立つのは研究室に入ってからだとは思いますが、よくわからなかった研究に対するモヤモヤがちょっと晴れたような感覚。自分が将来どうなるのか、どう考えれば良いのか、具体的に書かれています。

 

 

とにかく理系学生を中心に読んでほしい!絶対ためになる!一緒を左右するかもしれない!と言える本。

 

 

著者の経歴が多彩で説得力がある

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Amazonのレビューを見ていると、教授などアカデミックな世界にいる人たちも読んでいるようで、研究者としての目線からも評価を得ていました。

 

 

長谷川修司 教授は東京大学で物理を専門に研究している。著者の学生時代の話、師との出来事からも話は展開される。とても生きた話だと思ったし、生き生きした研究生活を見せてくれる。

 

 

長谷川教授は修士卒で一般企業(日立製作所)に就職。最初は企業で研究していたそうだ。そこで研究をして論文を発表し博士の称号を手にしたそう。これを論文博士といい、博士課程を経験し卒業した人のことを課程博士というらしい。ぼくはこの本を読み初めて知った。

 

 

このことを一番親しく最も尊敬している数学の教授に話すと、「ぼくも論文博士だよ」と言われ身近にいてびっくりした。さらに話を続けていると、今年ノーベル賞を受賞した吉野彰教授もつい最近(2005年当時57歳?)に博士になったらしい。博士とは一体…とは思ったが、そんな方もいるのだと知った。

 

 

博士になると...<修士既卒性が語る企業の年収>

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ここから少し本書の内容からはそれますが、今は大手分析機器メーカーに勤めていらっしゃる卒業生の方から聞いた話をします。

 

 

学校にてお話をしていただきましたが、その企業では完全に博士が立場、給与ともに有意だということ。具体的に、入って3年目あたり(30歳前後)から管理職試験の受験資格がもらえるそう。管理職になれば年収は1,500万円。修士卒だと30代でふつう年収900万円で管理職の受験資格は35歳?からだと言っていました。つまり博士だと5年はやく管理職になれる。生涯年収も博士の方がいいらしい。

 

 

企業にお勤めの方から聞いただけですし、内容に誤りがあるかもしれません。ただ、その卒業生の方もこうなるとわかっていたのであれば、今考えるキャリアパスは博士課程も卒業して企業に就職し、管理職!がベストだった、とかなり赤裸々に語ってくれました。(いろんな企業があるので一概には言えませんが...)

 

 

そんな話を聞くと博士になってみたい!と思いました(単純で浅薄な考えかもしれません笑)。ただ博士課程まで行くことは親にとってもどうかと思う節があります。話は戻って、この本では論文博士、課程博士について知ることができました。今は願わくば企業や大学に入って好きな研究をやらせてもらい「博士」という称号がなんとなくほしいと思いました笑。

 

 

将来を考える上でも読んでおいてほしい内容

 

学生としての過ごし方から博士まで、また、企業研究とアカデミックでの研究も経験している長谷川 教授が語る研究者としての経験や指導には説得力がある。

 

 

研究員にはこうあってほしいし、自分ももし研究する立場になればこうありたいと思わされた。どんな立場の研究者にも読むべき価値があると、他の人が評価しているように、ぼく個人としてもそう思う。