かめイズム

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エスプレッソみたいな濃いぃ〜記事をお届けしたいが、アメリカンコーヒーみたいに薄い内容のブログ

【一流の育て方】一流でなくとも必要となる力を身につけさせるための目線を変えた子育て

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子どもの将来を左右する、一生を形成するのは親の育て方である。そのことは22歳のぼくでもわかるようになってきました。ぼくもそのうち、親になる身。今のうちから少しでも学んでおこうとこの本を手に取りました。

 

 

本書のポイントは親目線だけではなく、子どもの目線から考えること。

 

 

東大・京大・早慶などの出身で、優秀かつ在学中に優れた活動を行った人、200人以上からのアンケート結果を元に「一流の育て方」を考える。親のこんな子育てに感謝している、もしくは、こんな教育はやめてほしかった...といった内容のアンケートからどんな子育て・教育が必要なのか、まとめられた本。

 

 

一度、親の立場になってしまうとどうしても忘れがちになってしまうであろう、子どもの感覚。それを取り戻す、もしくは新しく知る、そんなきっかけになるのではないでしょうか。

 

 

まだ大学生のぼくの感想としては、ぼくが一流であるかどうかは置いておくとして...笑、この本を読み進める中でぼく自身も共感できるところがあって読みやすかった。自分の経験と他人のいい経験を重ねながら読み進めると、親の愛を感じられました。笑

 

 

 

 

本書での「一流」の定義

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この本での「一流」とはただの「偏差値エリート」ではなく「どんな分野でも成功できるリーダーシップ溢れる人」という意味。単に東大・京大卒という肩書だけでなく、在学中や卒業後に活躍する人間の育て方

 

 

実はこの本、親子で書かれている。お母さん(ミセス・パンプキン)はグローバルに活躍されるすごいお母さんで、息子さん(ムーギー・キム)も4ヶ国語を話せたり、世界をまたにかけて金融・教育・キャリアなど、様々な分野で活躍中らしい。

 

 

いわゆる成功例?としてこの親子の「一流の育て方」を紹介しているが、本書の中でも紹介されているように、「こんな成功例がある」くらいに読み進めるといい。必ずしもこれが正しいとは限らないし、子どもと親にあったスタイルがあるはず、参考までにするのがいいと思う。

 

 

リーダーシップを育むための7つの方針

 

語られるのは「一流」を育てるための7大方針と55カ条。7つの方針は以下。

 

 

  1. 「主体性」を最大限に伸ばす
  2. 「視野」を広げ、天職に導く
  3. やり抜く力「グリット」を育む
  4. 一流の「コミュニケーション能力」を磨く
  5. これで自分から「勉強」するようになる
  6. 「勉強以外の勉強」をさせる
  7. 「無性の愛情」を感じさせる

 

 

きっと親が子育てする上で身につけさせたい能力なのでしょう。まだ子どものぼくですが、特に響いたところ、いいな、自分も子育てするならこうしたいな、と思ったところを少しだけ紹介したいと思います。

 

 

 子どもへのしかり方とホメ方

 

子どものぼくでも気になる子どもへの叱り方・怒り方、それに大事なのは褒め方。どう叱るか、褒めるかによってその後の行動は大きく違ってくるだろうし、感受性豊かな子どもにとって物凄いきっかけになること。親の関心も多いテーマの一つだそうです。

 

 

怒鳴りたい気持ちを我慢して、間違いに気づかせる

 

一方的に子どもを理不尽に叱っていると、子供が思春期になって頭ごなしの物言いが通じなくなってくると、うまく意思疎通ができなくなっていきます。このころになってようやく「もっと子どもの考えを尊重しよう」と思っても、今度は子どものほうが親を受け入れにくくなっていたりします。(引用)

 

大事なことは誠実に教え、自発的に過ちに気づかせるように仕向けることがより良い叱り方。どんなときも「教える」という立場で接することが大切なのかもしれません。

 

 

親の感情向きだしの姿はとても目に余るものがあるのではないでしょうか。母の泣いている姿は、ぼくの中ですごく印象的に残っています。ただ、怒られた経験はあまりなく、記憶にもありません。そのせいか「あんたは反抗期はなかった」と言われました。(いや、あったけど...笑)。

 

 

「正しいほめ方」で伸ばす

 

「子どもをほめるときは、何をほめるかが大事」だという興味深い研究結果が紹介されていました。(中室牧子『「学力」の経済学』)

 

「頭がいいね」と、もともとの能力をほめられて育った子は、「何かを学ぶこと」より「いい成績を得ること」に重点を置くそうです。いい成績を取ったときは「自分には才能があるからだ」と考え、悪ければ「自分には才能がない」と考える傾向が出たそうです。

 

一方、「よく頑張ったね」と、その努力をほめられた子は、何回テストを重ねてその成績が悪くとも、粘り強く問題を解こうと努力を続けたそうです。(引用)

 

 

子どもの逃げ道を才能だとかに作ってしまうと、取り返しがつかず、あきらめ癖やどうせやっても無駄だという考え方に偏ってしまう。子どもの可能性を0にしてしまうことに繋がりかねない。

 

 

ホメるにしても「教える」というスタンス。どこをホメているかを教えてあげることで何が大事なのかを実感できる。たとえ結果というものに結びつかずとも、その過程をほめてあげることが、もっとやろうという気持ちを絶やすことなく続けさせられるのでしょうか。

 

 

「叱る」は間違っていることを間違っていると言い、正しい道を教えてあげること。言ってみれば、とても簡単で単純なことなのかもしれない。案外、叱ることより、うまくできたこと、頑張っていることを褒めることの方がむずかしかったり、気をつかうのかもしれません。

 

 

子どもに挑戦させる

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「自分で挑戦させる」というのは、人のモチベーションを刺激するうえで最も重要なポイントであろう。成功した偉大なリーダーたち(スティーブ・ジョブズマーク・ザッカーバーグ孫正義など)にその事業をどうして始めたかを聞くと、常に自分が行動の起点となる”セルフスターター”であることが圧倒的に多いものだ。(引用)

 

 

自分から考えて動き始めたからこそ、「何がなんでもやり抜く」という強い思いが沸き起こってくる。

 

 

そういえば、ぼくも親にやらされた経験より、自分で何かをやりたいといってやり始めたことの方が多いことに気づいた(お母さん、ありがとう)。「ピアノがやりたい」と言えばピアノ教室に電話していろいろ聞いてくれたみたいだし(結局ぼくが嫌と言って白紙に...)、「野球がしたい」と言えば小学校でやっている少年団に入れてくれた。「塾に通いたい」と言えばお金を出してくれたし、浪人も許してくれた。今思えば、ぼくからのお願いばかりだ。

 

 

野球を始めたのは良かったものの、自分には向いていないと思って「もうやめたい」とお母さんに言った時、それはダメだと頑固にやめさせてくれなかった。今思えばやめさせてくれなかったことに感謝している。下手で自分に自信が持てなかったけど、やり抜く経験ができた。

 

 

ほんとに野球が嫌で仕方なかったけど、今ではなんとなくありがたく思っている。その経験からか、中学で始めたテニスは真剣に打ち込んだし、野球の反省を活かして心機一転、自主的に練習にも励んだ。そんなテニスはとても好きになれた。

 

 

自分で取り組むことには真剣に取り組めたし、やらされていると感じていたことには成長や自主性が持てなかったということを学べたいい機会になった。

 

 

 一番大切なことは「無償の愛」を注ぐこと

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最後に一番大切なものを一つだけ挙げるとしたら、迷うことなくこの「無償の愛」を挙げます。

そしてこれは、私などがここに書かなくとも、これをお読みの皆さんが毎日、子どもに贈り続けられているものです。(引用)

 

 

これに関しては、こんな馬鹿で鈍感なぼくでも気づくことができました。この本を読み進める中でも「こんなことあったな、あんなことあったな」と思い出しながら親の愛を感じたし、今、離れて暮らしていても日々思うことができます。

 

 

言葉で伝えずとも伝わってくることがあるんでしょうね、きっと。母の子育てにはとても感謝しています。ぼくももし自分の子どもができたら、そう思ってもらえるように頑張りたいと感じました。