かめイズム

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コーヒーが好きな大学院生が書いています。

Googleで採用されたマインドフルネス瞑想とは?今や経営者・リーダーが実践!「心理学+仏教」の現代に生きる瞑想

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最近、サラリーマンや経営者など、目まぐるしい情報環境、まるでストレスの海の中のような忙しい毎日を送る人に取り入れられている『マインドフルネス瞑想』。スポーツ選手などメンタルトレーニングも積み重ねる人など、一流と呼ばれる人たちも取り入れている。

  

日本人には「宗教的であやしい…」と思ってしまうかも知れませんが、科学的根拠に基づいていることが近年の研究で明らかとなっています。仏教国である日本には昔からあった瞑想ですが、オウムの時間をきっかけにより遠いものとなり、今度は海外からの逆輸入という形で瞑想が今、広く取り入れられるようになっています。

 

海外では誰でも知っているスティーブ・ジョブズビル・ゲイツなど、日本国内にも松下幸之助稲盛和夫井深大など、トップの人を中心に広まり、今では集中力やリーダーシップ、チームワークなどに関心のあるビジネスパーソンも次々とマインドフルネス瞑想を実践しているようです。

  

Googleでは毎日、マインドフルネスのための時間が取得できるほど重要性を評価されています。ほかにも誰もが知っているような企業、大学において採用されています。それほど注目される『マインドフルネス瞑想』とは一体なんなのでしょうか。

 

 

マインドフルネスとは?マインドフルネス瞑想とは??

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マインドフルネスとは、今という瞬間につねに注意を向け、自分が感じている感覚や感情、思考を冷静に観察している心の状態のこと。(引用)

 

つまり「今、ここ」に完全に心を向ける在り方のことです。姿勢を楽にし、呼吸を整え、全身全霊で自分の身体の感覚、感情に意識を向かわせることをマインドフルネス瞑想といいます。

 

と、いってもぼくのような初心者には難しいです。しかし、やることはとてもシンプルで、「姿勢を正して、ただ自分のしている『呼吸』に意識を向けるだけ。」

 

言うは易し、行うは難しで、これを続けるのは難しいです。意識はすぐに違うところに向かってしまいます。仕事のことや友だちのこと、最近の関心ごとに意識は持っていかれます。「意識が逸れたら、また呼吸に意識を戻す。」これの繰り返しがマインドフルネス瞑想の基本です。

  

マインドフルネス瞑想の基本

姿勢を正して、ただ自分のしている『呼吸』に意識を向ける。

呼吸から意識が逸れたら、また呼吸に意識を戻す。

 

 

瞑想の基本<姿勢・呼吸>

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瞑想の基本はヨガと同じ、『姿勢』『呼吸』です。

 

 

瞑想のきほん<姿勢>

 

マインドフルネス瞑想において、基本姿勢は座った状態ですが、慣れてくれば寝ながらでも立ちながらでも歩きながらでも行えます。楽な姿勢ならなんでも良しです。どこでも行える手軽さが忙しい人たちにも取り入れられる所以なのでしょう。

 

次の呼吸についての説明で詳しく言いますが、姿勢が呼吸を支配してしまうので慣れるまでは座った姿勢が一番やりやすいでしょう。自分に合った姿勢は人とは少し違ってくるので、合う姿勢の見つけ方、調整の仕方があります。ぼくが学んだ本では正しい姿勢や、自分にあった姿勢の見つけ方、調整の仕方まで、さらには瞑想中の手の位置、目を開けるかどうか、瞑想時の服装など、事細かに書かれていました。

 

瞑想のきほん<呼吸>

 

姿勢を正した後は呼吸。基本の呼吸は深く吸って深く吐くこと。さらに鼻呼吸が一般的だそうです。とは言っても、一番大切なのは心地いいこと。無理のない呼吸をすればいいのです。

 

呼吸に集中するのには理由があります。呼吸こそが自分の感情を表しているからです。緊張していると器官が狭まり浅い呼吸に、リラックスしている時は長く深い呼吸になります。呼吸は自分の心理状態を映す鏡のようなもの。その呼吸に意識を向かわせることが自分を見つめることになり、マインドフルネスな状態へとなります。

 

特に現代人は呼吸が浅いそうです。呼吸に使う筋肉が衰えているようで、瞑想でしっかり鍛えることができます。呼吸を乱さないことで心理面でも落ち着きを保つことができます。

 

 

マインドフルネス瞑想の効果

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マインドフルネス瞑想にはどんな効能があるのか。マインドフルネス瞑想は「仏教+心理学」です。仏教と聞き、あやしいように思えてしまいますが、科学的な根拠があります。マインドフルネス瞑想があなたにもたらすものには以下のようなものがあります。

 

集中力が高まり、仕事、スポーツ、勉強などの効率が上がる

ストレスが解消され、心が穏やかになる

EQが高まり、心が安定する(EQ…心の知能指数)

頭が明晰になり、洞察力が高まる

直感力、創造性が高まる

思いやり深くなり、人間関係が良くなる

内も外も若々しく、美しくなる

眠りの質が上がる

幸福感が高まる

ゆるぎない自信が育まれる

影響力、リーダーシップが高まる

自分らしい人生を実現できる

(引用)

 

先ほど紹介した本にはこう書かれていました。が、こう見てみると、言い過ぎのような、そこまでできるのかどうかわからないようなものもあります笑。ただ、それに近い効果は見込めるような気はします。

 

少なくとも「影響力、リーダーシップが高まる」は直接的に高まるわけじゃなく、思いやり深くなったりするからリーダーシップなどが高まるといった2次的な結果だと思います笑。

 

 

マインドフルネス瞑想は「脳と心をスッキリ片付ける整理術」

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現代の人には何も考えない時間が必要です。モノと情報が溢れかえる時代だからこそ、一度リセットする時間や、自分の外側だけではなく、自分の内側を見直す必要があります。小さい頃にボーッとしていたような時間が、今は取るべき大切な時間なのです。

 

この本を読んでもすぐに瞑想の達人になれるわけではなく、著者自身も集中できない日やうまくいかない日もあることを認めています。そういう日もある、と受け入れて気づくことが大切だと言います。自分を肯定して、気づくことを大切にし、短くても毎日瞑想を続けることが上達のコツだそうです。

 

家でも、電車でも、職場でも、学校でも、トイレでもできるのが瞑想ですので、休憩のついでにやってみる価値はあると思います。

 

・マインドフルネスに関する本 

kame-taro123.hatenablog.com

 

 

 ・マインドフルネス瞑想に関する本