なぜ大麻合法化の動きがあるのか。海外はOK?日本ではNG?
芸能界を中心に必ず話題に上がる大麻の使用・所持。日本では法の規制があるけど、海外では大麻を合法としている国もある。
なぜ日本ではダメで海外では合法化されているのか、調べてみたのでまとめます。
なぜ大麻は禁止されているのか
主に次の3つの理由を挙げます。
- 薬物を手に入れようとし窃盗などを犯しかねない
- 作用によって人を傷つけかねない
- 反社会的勢力の資金源となる
なぜ大麻合法化の動きがあるのか
主に以下の3つを挙げます。
- 使用による危険性の小ささ
- 医療的な使用によるの効果の大きさ
- 反社会的勢力の資金源を断つため
経済学的なアプローチ
大麻を合法化した方がこれらの可能性は少なくなるのではないか、とミルトン・フリードマンをはじめとする一部の経済学者たちから指摘されているそうです。
大麻が合法になれば、安価に手に入るから争いは少なくなるだろう。実際、酒やタバコはみんなが買えるから争いはない。
下で説明しますが、大麻の効果や中毒性は考えているよりもよほど少ない。酒の方がやっかいで気が大きくなって暴力、なんてことがある。
医学的なアプローチ
世界保健機構(1970)の報告では、麻薬に禁断症状は認められず、健康上の問題もないと報告されているらしい。
中毒性や健康上の問題は、煙草やアルコール程度かそれ以下だそう。コーヒーのカフェインへの中毒性と同レベル、とされているそうです。
医学的には、がん、エイズ、HIVなどの症状を軽減させる効果が見られたとの報告もあるそう。
大麻合法化の国々
世界で8カ国は合法化されているみたいです。
※ただし、一部の州限定や使用。所持にルールがある国が多いです。
日本での反応・対応
今のところ、医療用に用いることも法的に解禁することもないです。
「解禁しろ!」というドラッグ経験者の方たちは訴えているのだとは思います。
経験者だからこそ、その人たちは「解禁しろ!」と言えるのだと思います(勝手な考え)。笑
例えば刺青みたいに、毛嫌いする方もでてくるでしょう。なかなか日本では受け入れられないのかもしれませんね。
大麻を喫煙?しての運転での事故も増えたりしそうで、あんまりいい影響はないのかもね。
でも酒やタバコ、ぼくの大好きなコーヒーとも、嗜好品という面では同じ。使い方や作用をしっかりと知っておけば、あとは自己責任、というのであればいいんじゃないかな、とも思う。